これからの時代をどう生きるか
先の見えない時代をどう生きるのか?
いま、あらゆる局面でこれまでの常識が通用しなくなっています。
これまでのような努力が報われなくなってきているのです。
「不安定な時代」「先の読めない時代」をどう生きればいいのか、将来に不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
努力しても報われるとは限らない
日本人には努力家が多いと言われています。
反面、努力が空回りすることも少なくありません。
いまの時代、「ひたむきに努力したからといって報われるとは限らない」ということを肝に銘じておくべきでしょう。
ひたむきな努力で困難を乗り越えてきた人は、それが成功体験となり、「ひたむきに努力すれば報われるものだ」という固定観念を人に押しつけがちです。
しかし、そうした成功体験がむしろ「問題の本質」を見えづらくし、飛躍のためのヒントを見失わせる原因となっている可能性も否めません。
努力や根性で何かを成し遂げても、「なぜ自分が上手くいったのか」をきちんと説明できなければ、次なる進歩にはつながらないのです。
努力の空回りを避けるためにできること
努力を空回りさせないためにできることとして、思い浮かぶのは次の2つです。
- 思考スキルを磨く
- 感性を磨く
先の見えない時代を生き抜くには、「自分で考える力」と「アイデアを発想する力」が必要です。
①思考スキルを磨く
世間では「考える力」が大切だと言われています。
しかし、実際に「考える力」に真剣に取り組んでいる人がどれだけいるでしょうか?
日本には、思考スキルを体系的に学べる環境はまだあまり整っていないように思われます。
考えるのにもコツが要ります。しかし、そのコツを教えてくれる人はあまりいません。
そんな「考えるコツ」を身につけるための方法として、一番身近なのが「思考法」だと言えるでしょう。
では、思考法とは一体どんなものなのか?
詳しくは次の記事をご覧ください。
②感性を磨く
感性というのは、人が「ものごとをどのように受け止めるか」ということです。
あらゆる思考は感性に支えられ、鋭い感性がないと論理的思考もままなりません。
なぜなら、論理的思考の多くが次のようなプロセスをたどるからです。
- ものごとの規則性や共通点に気づくために「洞察」を働かせる。
- そこから法則や一般論を導き出すことができる。
- そうした法則や一般論を前提として、演繹法などの推論が展開される。
- 論点設定に必要な仮説も「直観」から導き出されることが多い。
このように、論理的思考を展開する場合でも、そのベースとなっているのは洞察や直観などの感性です。
では、感性はどうやって磨けばいいのか?
この続きは次の記事をご覧ください。
慌ただしい時代に生きるからこそ、ものを考えるときくらいはゆったりとしたスタンスで考えたい。
シンプルに考えれば、ものごとの「本質」が見えてくる。
そんな体験をしてみませんか?